プロジェクト管理に関する資格『PMP(ProjectManagementProfessional)』をご存知ですか?
ココでは、"PMPをどのように取得するのか" ではなく、"PMPを維持するために必要なPDUを簡単に取得する方法" をご紹介します。
個人的には、最も簡単な方法だと思っています
 1. 私の結論
 2. 私がPDU申請に使用した本 (具体例)
 3. PDU取得について簡単に説明
 4. さいごに(ご注意)
 
※後日、「★PMP保持者必見!~その2~★読書でPDU申請できそうな書籍・申請例の紹介」なんて記事も書きましたのであわせてどうぞ


■1. 私の結論

早速ですが、結論は下記です。
 
 ①[Work as a Practitioner] で8PDU取得。
 ②[Read] で残り52PDU取得。
 
 ※補足
 ・①は、仕事でPMやPMOをしている方向け。
 ・会社でPDU申請可能な研修(eラーニング含む)を受講している場合、②の一部は[Course or Training] で申請して、残りを[Read]で申請してはいかがでしょう。(以降、[Course or Training] については解説していません)
 ・他にPDU取得の機会が無かったり、色々と考えるのが面倒なら、②だけで60PDUも可能です。

①は、仕事でPM・PMO活動をしていれば、簡単に8PDUを取得できます。申請方法の例は以下の通り。
<PDU申請の記入例:①Work as a Practitioner>
 ・【Activity】System development for customer
 ・【Provider】(自分が勤めている会社名(英語で))
 ・【Description】(記入なし)
 ・【Date Started】2017-06-01
 ・【Date Completed】2018-08-31
 
②は、読書です。
読書だけでPDU取得できるなんて、、と、最初は半信半疑でしたが、できるんです。以前は読書によるPDU申請の上限が30PDUでしたが、2017/4改訂後は上限が無くなりました。読書だけで60PDUを取得できるんです。私の場合、この方法を知ってから、
たった2日間で40PDUを申請して、すべて10分以内に承認されました
もちろん、該当期間にちゃんと読んだ本です。なお、下記3カテゴリそれぞれ8PDU以上が必要な点にご注意下さい。
 ・Technical ・・・ プロジェクト管理スキルを学べる本
 ・Leadership ・・・ リーダーシップを学べる本
 ・Strategy ・・・ 収益拡大・組織改善の戦略を学べる本

<PDU申請の記入例:②Read|7つの習慣>
 The 7 Habits of Highly Effective People(Japanese translation)
  ・Stephen R. Covey
  ・Description (空白)
  ・URL (Amazonの書籍ページ)
  ・2017-07-18 ~ 2017-07-21
  ・Leadership:6PDU ※読書に要した時間(1時間1PDU)


■2. 私がPDU申請に使用した本(具体例)

私が実際にPDU申請に使用して承認された本は、下記の通りです。何となく、洋書(日本語訳ですが)の方が承認されやすいかな、監査に引っ掛かりにくいかな、と思って洋書が多いですが、長尾さんの本は和書です(洋書の方がよいかは真偽分からず)。方法は、上記<PDU申請の記入例:7つの習慣>の具合で。

<Technical>
 【5PDU】Activity Proactive Project Management [著者:Seiichi Nagao]
 【8PDU】Software Estimation: Demystifying the Black Art  [著者:Steve McConnell]
 【4PDU】The Deadline: A Novel About Project Management [著者:Tom DeMarco]

<Leadership>
 【6PDU】The 7 Habits of Highly Effective People(Japanese translation) [著者:Stephen R. Covey]
 【6PDU】Lean In: Women, Work, and the Will to Lead [著者:Sheryl Sandberg]
 【4PDU】Peopleware: Productive Projects and Teams [著者:]

<Strategic>
 【6PDU】The Goal: A Process of Ongoing Improvement [著者:Eliyahu M.Goldratt,Jeff Cox]
 【6PDU】Built to Last: Successful Habits of Visionary Companies (Harper Business Essentials) [著者:Jim Collins,Jerry I Porras]





デッドライン
トム デマルコ
日経BP社
1999-03-19


7つの習慣-成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー
キングベアー出版
1996-12-25






ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
エリヤフ・ゴールドラット
ダイヤモンド社
2001-05-18





3. PDU取得について簡単に説明

2017/4に制度改訂されました(詳細はコチラ)。
 ・3年間に60PDUを取得して、更新の申請(支払)が必要
 ・PDU取得方法は、「Education(上限なし)」、Givingback(45PDU以内)」の2分類
 ・Education・Giveback内の個別のPDU取得方法毎に、上限・下限が設定されているものあり
 
簡単に、申請方法を記載します。
 ① PMIホームページにlogin
 ② myPMIメニューから [Report PDUs on CCRS] へ
   ※Dashboardを経由したりとか、遠回りしても辿り着けばOK
 ③ [Report PDUs] を選択
 ④ [Read] を選択して申請

※参考:画面遷移
③ReportPDUsを選択
pmp01

④[Read]を選択
pmp02

〇上記記事を参考に、各項目に記入して申請
pmp03


■4. さいごに(ご注意)

・私が申請した際は「監査」の対象になりませんでしたが、なった場合は仕方ありません。必要書類を提出する等、ご自身で判断して対応下さい。
・PMPの本来の趣旨に照らして「Read」だけで資格維持するのはいかがなものか、というご意見もあるかと思います。そういう方はこのblogをスルーして、より高尚な活動をして下さい。(私は読書で精いっぱい!ご容赦下さい)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

<関連記事>こちらもご覧下さい~
 ・★PMP保持者必見!~その2~★読書でPDU申請できそうな書籍・申請例の紹介


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